昼過ぎ、実家に行く。
ちょうど、おじさんが来ていた。
母親の弟だ。
夫婦で来ていた。
父親は、相変わらず置物の様に、定位置に鎮座している。
おじさんの娘が、おじさんの家の近くに家を買ったらしい。
確か、この従姉妹は、バツ一だったはず。
再婚して家を買う、という事は、今度のダンナさんとはうまく行ってる様だ。

もう一人、弟がいる。
この弟は、何年か前に盛大な結婚式を上げた事を記憶している。
その事をたずねた。
「うん？元気にしてるよ。一人で暮らしてるけどね。」
この弟も離婚したらしい。
一体、何なんだ！
離婚そのものは珍しくなくなってきていると思うが。。
何も姉弟揃って、バツ一になる事もないだろうに。。。
本当は、夕方には帰るつもりだったが、母親がビールを出してきた。
冷蔵庫に入っているから、片付けていけ、という事らしい。
さすがに、父親は飲めないので、やむを得ず、一人で飲む事に。。
その後、クリームシチューをつくりだした。
折角なので、ご馳走になる事にした。
父親は、相変わらず小さな器にシチューを入れて、それだけで満足した様だ。
それでも、まだ、食べた方だという。
やはり、まだまだか。
外食に連れ出したり、父親の田舎に連れていけるのはもう少し、先の事になるだろう。。