ほんまもんの新酒

お酒が好きだ。
特に、日本酒と本格焼酎が好きだ。
日本酒は、秋頃から春先にかけて仕込まれる。
蔵によって、多少の前後はあるだろうが、大体、10月から3月までが日本酒の仕込みの
最盛期だろう。
この日本酒の仕込み時期には、いろいろなおいしいお酒が出回ってくる。
特に、『新酒』がおいしい。


人によっては、「新酒なんてものは、麹臭くておいしくもなんともない」なんて、おっしゃる人
がいます。
確かに、『旨味』という部分では、夏を越え秋を迎え、ほどよく熟成された日本酒の方がおい
しい、と思います。
でも、『新酒』には、新酒でしか味わえないフレッシュさがあるんです。
本当から行くと、その年に取れた新米を使って、醸した新酒が一番良いですよね。
新米が取れるのが、10月から11月にかけて。。。
そのお米が、日本酒の仕込みに使う事ができる様になるのが、11月から12月にかけて。
蔵の方は、10月から徐々に本格的な造りに入っていくので、12月頃からエンジンがかか
り始める。
つまり、新米があり、蔵のエンジンがかかりはじめて、12月頃から仕込み始めて新酒が
本当の新酒なのではないか、と思うんです。
12月頃から仕込み始めたお酒が出来上がってくるのは、1月頃ですね。
そうです!
『今』なんです!!
『今』、新酒がおいしいんです!!

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