温泉旅館で、しこたま

今回の旅行先で、温泉地は米・日の奥さんが選択された様だ。
なかなか素敵な奥様で、どことなく品がある。
生活に余裕を感じる。
ちなみにこのご夫婦には、息子さんがいて、アメリカンスクールを卒業して、今度、アメリカの大学に入学するそうだ。
米・日のダンナさんは、ハーバードを卒業して、エール大学のロースクールで弁護士の資格を取ったとか。
日本に来て、もう20年になるらしい。
こちらも、余裕を感じる。
夕方4時30分頃、旅館で3組が顔をあわせ、夕食は6時30分からになった。
その話の時に、仲居さんが「お飲み物は?」と聞かれて、米・日のダンナさんが「日本酒が好き」とのたまった。
この時は、特に、気にもしていなかったのだが、今、考えればこの晩の「しこたま」のゴングは、この時、鳴らされた様だ。


温泉旅館なので、当然、温泉にゆっくりつかり、車での移動の疲れを癒した。
実は、この旅館。
それなりの値段の旅館。
(貧乏な自分にとっては、非常に痛い出費ではあったが、かみさんの憧れのアメリカ人との再会。止むを得ないと、思っていた。)
そう、それなりの値段であれば、当然、食事もそれなりのはず。
お風呂も、申し分ない雰囲気で、申し分ないお湯だった。
食事。
いやぁ、おいしかった!
特に豪華な訳ではないのだが、一つ一つに丁寧な仕事が施してあって、大変、美味しい!
当然、お酒もススム。
アメリカ人2人は、英語でなにやら深刻そうな話をしていたが、クイクイ、日本酒を口に運ぶ。
アッという間に、最初の4合が空き。。。
次々と徳利が、空いていった。。。
『しこたま』は、ここから始まった・・・悲しい

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