この会社の専務。
高校の先輩だそうです。
もちろん、そんな事は知りませんでした。
いきなり、「高級すし屋」(回らない寿司屋)に連れていかれて緊張のしまくりです。
初対面の高校の先輩。
しかも、内定通知ももらっていないし、もらったとしてもお世話になるかどうかもわからない会社の『専務』
何を食べたのか。
どんな話をしたのか。。
ほとんど覚えてません。
唯一、覚えていたのが
「俺の次の次の社長になれっ!」
えぇぇぇぇっ!?
いきなり、そんな事おっしゃいますぅ?
だって、あなたの会社に入るかどうかもわからないんですヨ。
しかも、今日、初対面だし・・・
いくら、高校の後輩だからって初対面の大学生に言うことですかぁ?
とも思ったのですが。。。
褒められて育つ石井青年は、すっかりその気に・・・・・^^;
そして、誘われるがまま2次会に。。。
連れていかれたのは、「錦三」(きんさん)の高級クラブ。。
東京では、銀座。
広島では、流川。(ホントかな)
名古屋では、「錦三」(きんさん)。
と言われるくらい高級な飲み屋さんがひしめいている場所です。
もちろん、学生の私がそんなところに足を運んだことなんかありません。。。
当然。
高級クラブですから。。
キレイな女性の方々がたくさんいらっしゃいます。
しかも、私はそのキレイな女性にはさまれてしまいます。。。
ここでも、何を飲んだか、どんな話をしたか、ほとんど覚えてません。
一つだけ覚えているのは、お店の女性に。。。
「専務さんが若い方を連れてこられたのは、あなたが初めてよ。」
う~ん。。。
どうも、専務に本当に気に入られたようです。。。
そして。。。。。
三次会です。^^;
なんとっ!
ご自宅に連れていかれました!!
これがまた、名古屋の中でも「超」がつくぐらいの高級住宅街。
その中でも際立つほど大きなお屋敷。。。
もう、何がなんだかわかりませんっ!!
もちろん、そこでも何を話したか、何を頂いたのか、まるっきり覚えていません。
覚えているのは、12時を過ぎる頃に呼んで頂いたタクシーに乗り込んで自宅を目指したことでした。
「タクシー代」も頂いて。。。。。。
当時、私は、まだまだ就職活動を続けるつもりでいました。
ただ、この会社に魅力を感じ始めていたのも事実です。
勢いを感じました。
社員の方々も礼儀正しく、元気でした。
何より、私が漠然と思い描いていた、
「バリバリと仕事をこなすビジネスマン」
がイメージできそうな会社でした。
とどめにこの「接待」。
接待ですよね、こういうの・・・(ーー;)
はい。
決めました。
この会社に就職しますっ!^^;