1984年9月には就職活動を終わらせました。
高校の先輩の専務の強引とも言える押しの強さにまんまと嵌められました。。。
当時は、10月1日が会社訪問解禁日という名前の就職活動終了日。
当時の学生は、この日までに内定を頂いた会社の中からこの日訪問する会社を選択しなければいけなかったのです。
10月1日にお邪魔した会社に就職する、という決め事のようなものがありました。
私は、高校の先輩がいる会社にお邪魔しました。
さぁ。
（イメージ画像）
就職する会社も決まったし。。。
あとは単位を取って卒業するだけ。。。
（これが、結構、残ってたんですよねぇ。。。）
自由になる時間があるのも今のうち・・・
そんな事を考えていたある日。
私と同じ様に大学に通うために東京に出てきている高校の同級生と久しぶりに会う事になりました。
で、いきなり決まったのが、「卒業旅行」。
なんとなく大学生活最後の想い出に「卒業旅行」をしたいな、とは思っていた所にこの話・・・
「どこへ行こう？」
もう、行く事は決まりました。
後はどこへ行くか？
その友人は、言いました。
「アメリカへ行こう！！」
えっ？
あめりか？
ゆないてっどすてーつ？
えっ？
USA？
エ??っ！！！
（イメージ画像）
当時、大学生が卒業旅行に海外に行く事は、まだまだ一般的ではありませんでした。
ましてや、私は、海外はおろか飛行機にすら乗った事がありませんっ！
正直言います。
ビビリました・・
しかし、その友人は強硬にアメリカ行きを主張します。
あとでわかったのですが、彼は、アメリカで行ってみたい所があったらしいんです。
とにかく、なんだか勢いでアメリカに行く事に。
しかし、私には先立つものがありません。
しょうがないので親に泣き付いて、社会人になってからローンで返していく、という事で借金をしました。
で、アメリカへ行く方策をいろいろと探していると、「リクルート」が学生向けに海外ツアーを企画している事がわかりました。
その中で選んだのが、3週間のアメリカツアー。
最初の2泊は、ニューヨーク。
（イメージ画像）
そして、アメリカ大陸を横断して、約2週間後ロサンゼルスに集合。
ロサンゼルスで一泊した後、ハワイへ移動。
ハワイでもう2泊。
トータル、約3週間のアメリカです。
しかも、途中の2週間は、全くの自由行動。
このツアーには20人くらい参加していましたが、その全員が大学生。
とにかく、ニューヨークとロサンゼルスと、ハワイは決まっています。
問題は、ニューヨークからロサンゼルスにどうやって移動するか。。。
当時の私は海外にあまり興味がなかったので、ほぼ友人の言うがままだったのです。
友人は、とにかく「ニューオリンズ」に行きたかったらしく、ニューオリンズ行きを強硬に主張します。
その次に決まったのが、「レンタカー」。
やはり、海外で左ハンドルで運転してみたかった。
で、選んだのが、「サンフランシスコ」から「ロサンゼルス」へ車で移動すること。
Route101（ルートワンオーワン）を南下するルートです。
（イメージ写真）
そして問題となったのは、ニューヨークからニューオリンズへまっすぐ行くのか。
それとも、どこかに寄るのか。
あるいは、ニューオリンズからサンフランシスコへの移動途中にどこかに寄るか。。。
私は、一箇所、行きたいところがありました。
どこだと思います？
