33. またまた晴天の霹靂(サラリーマン:広島6)

夫婦の悲しみから半年過ぎた頃。。。

 

今度は、広島の所長に言われました。

 

 

 

「大阪に行って欲しい。」

 

 

またまた晴天の霹靂(サラリーマン:広島6)

(イメージ画像)

 

 

これまた青天の霹靂でした。

 

 

転勤の話は、予期しない時にやってきます。

 

 

実は、この頃、転勤だけはしたくなかったのです。

 

家内が新しい道に歩み始めていたから。。。

 

その新しい歩みは、その後の彼女の人生に大きく関わってくるという確信があったから。。。

 

歩み始めるためには、あと半年、広島にいたかったのです。

 

 

所長に言いました。

 

 

「半年、待って頂けませんか?」

 

 

「わかった。会社に話してみる。」

 

 

後でわかった事だったのですが、実は、今回のこの転勤話の発端は、広島の所長自身の考えだったそうなんです。

 

 

当時勤務していた会社は、日本全国を3ブロックに分けて管理されてました。

 

関東ブロック、中部ブロック、関西ブロック。

 

ブロックをまたぐ人事に関しては、本社管轄になるそうですが、ブロック内の人事に関しては、ブロック内で決まってしまう事があるそうなんです。

 

 

私が広島に転勤してきて約5年。

 

大阪には、入社当初から大阪に配属された同期がいました。

 

入社当初からですから、大阪に8年勤務しています。

 

この2人を交換してみよう、という事になったのだそうです。

 

 

というより、広島の所長が私を出したかったのかもしれません。

 

あまり従順な部下ではありませんでしたから。。。。。

(回収したとは言えど、一時、1億円の売掛金を抱えていましたし・・・)

 

 

ちょうどその頃、大きな案件を抱えていましたし、他にもいろいろと理由をつけて、転勤の時期を先延ばしにしてもらう様、画策をしてみたのですが・・・

 

なにしろ、その転勤話の発端が自分の上司なのですから、くつがえる訳がありません。

 

止むを得ず、家内と別居する事にしました。

 

私は単身大阪に行き、会社の独身寮に住まわせてもらう事にして、家内は、新たな一歩を踏み出す為、広島に残りました。

 

 

結婚してから、20 数年。

 

 

別居したのは、この時だけです。

 

 

またまた晴天の霹靂(サラリーマン:広島6)

(イメージ画像)

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です