昭和41年。4歳。
幼稚園に入園しました。
幼稚園時代は、「楽しかった」という感覚が強いです。
もちろん、イヤな想い出もあります。
みんなの前で、いきなりお漏らしをしてしまった。。。
とか。。
建物入り口の大きなガラス扉に飛び込んで、ガラスを割ってしまった。。。
とか。。
思い出すと、赤面してしまうような記憶満載です。
多分、この頃だと思うのですが、母親が「教育」に目覚めてきます。
何かで仕入れた「頭に良い」とされるモノを何でも取り入れ始めます。
一番、記憶にあるのは、
「たまねぎジュース」
どこからその情報を仕入れたのか。
また、そのレシピとはどんなモノだったのか。
今となっては、わかりません。
私の記憶の中では、
「とにかく、マズイ。」
そういう印象しか残っていません。
多分、1回か2回は飲んだと思います。
でも、マズクて、それ以上は飲めなかったと思います。
で、結局。
「タマネギとネギが食べられなくなりました。」
今でこそ、火を入れたものであれば食べることができますが。
「生タマネギ」「生ネギ」は、好きではありません。
なので。。。
うどんやソバに入っているネギは、できる限り食べません。
オニオンスライスや、サラダに入っているタマネギは食べられません。
あの「匂い」がダメなのです。
口の中に広がるあの「香り」がダメなのです。
一度、この事を母親に冗談めかして言ったことがあります。
本人には、そんなジュースを作った覚えはない、とすっとぼけられました。
あと。。。
この頃、何故か「絵」を習っています。
幼稚園の中で開催されていた「絵画教室」なのですが。。。
何故か、そこに通ってました。
「絵」を描くことは、好きではないはずなのですが・・・
それと。。。
「習字」も習っていました。
習字は、小学生になってからも通っていました。
でも。。。
「字」にはコンプレックスがあります。
できることなら、「字」を書きたくありません。。。
自分の「字」がキライです。
「習字」を習うことイコール「字」が美しくなる。
わけではないようです。
あくまで、私の例ですが。。。
楽しかった幼稚園生活は、2年で終わります。