「ウチの店はGoogle MAPで表示されるのに、全然集客がない・・・」
「Googla MAPで集客するにはMEO対策が必要みたいだけど、何だかよくわからない・・・」

そういったご相談をいただくことがよくあります。
それもそのはず。Google MAPにあなたのお店が表示されているだけでは、集客効果はほとんど得られません。
しかし、正しいMEO対策を行うことによってGoogle MAPはポータルサイト以上に効果が高い集客方法となるのです。

実際、弊社のクライアントである関西の飲食店様は、MEO対策を実施して7ヵ月でビッグワードで上位表示に成功し、サイトアクセス数200%アップ、ルート照会数166%アップ、通話数258%アップという大きな成果を達成されています。

そこでこのページでは、マーケティングやホームページ構築・運用のコンサルティングを行っている私（イシイ）が、実際に飲食店の方にアドバイスさせていただいているMEO対策について解説します。

このページには、MEO対策の現場で積み上げてきたノウハウが詰まっています。
是非、実践して頂いてGoogle MAPからの集客に役立ててください。

MEO対策とは？

このページを読んでくださっている方なら、MEO対策についてある程度ご存知かと思います。
ただ、中には。。。

「MEO対策っていう言葉は知っているけど、イマイチよくわからない・・・」

という方もいらっしゃるはず。
そこでまずは、MEO対策について簡単におさらいしましょう。

MEO対策というのは、Google検索したときに自分のお店が上位（理想は3位以内）に表示されるように対策を行うことです。

*MEO＝Map Engine Optimization（マップエンジン最適化）

たとえば、あなたのお店の見込み客の方が大阪駅付近で

「このへんでどこかランチがおいしいお店に行きたい。」

と思ってGoogle検索した時、スマホでは以下のように表示されます。

この検索結果であなたのお店が上位表示されれば、多くのお客様がランチを食べにきてくれる可能性が高くなる、というわけです。

自店舗を上位表示させるMEO対策6つの秘策

MEO対策をお考えのあなたは、既に、Google ビジネスプロフィール（旧：Google マイビジネス）で一通りお店の情報を登録されていることと思います。

そして、Ｇoogle検索でこのページにたどり着いたということは。。。

Google ビジネスプロフィール（旧：Google マイビジネス）でお店を登録したのに全然上位表示されない・・・
やっぱりMEO対策をする必要があるのか。
でも、どうやって？

と感じているはず。

MEO対策であなたのお店を上位表示させる基本は、

様々なお店の情報をインターネット上にアップし続ける

ことにあります。

お店の基本的な情報だけを登録するのではなく、写真や「口コミ」、「投稿」の機能を最大限に活用することにより、あなたのお店はGoogleで上位表示される可能性が高くなります。

ここでは特に高い効果が見込める、これだけはやっておいて頂きたい「6つの秘策」をご説明します。

MEO対策6つの秘策

お店の料理等の情報を追加しよう
予約サービスへのリンクを追加しよう
お店の魅力を伝える写真を60点増やそう
お店の口コミが増える導線を作ろう
全ての口コミをチェックし、返信を書こう
「投稿」でイベント告知やクーポン配布をしよう

MEO対策とは？
自店舗を上位表示させるMEO対策6つの秘策
まとめ

お店の料理等の情報を追加しよう

既に一通り料理等の情報をアップされているかと思いますが、登録されている内容を再度見直してみてください。

★ 「商品」として「料理」を登録されていますか？

料飲店の商品は、「料理」になります。
なので、お店で提供されている「料理」は全て掲載しましょう。

私がご相談を受ける飲食店様の多くは。。。

お店の基本情報（住所や電話番号）だけを登録して、料理の写真を1枚も掲載していない
おすすめやウリの料理だけの写真を掲載している

こういった方がほとんどです。

メニューにある全ての料理の写真を載せることにより、Google ビジネスプロフィール（旧：Google マイビジネス）に掲載するコンテンツの量が増えます。
コンテンツの量が増えるということは、それだけ検索に引っかかりやすくなります。
また、インターネット上でのアルアルなのですが、お客様はどういう情報に反応するか予想できません。
イチオシではない料理が、たくさんのお客様が反応して「バズる」ことがあります。

インターネット上でのアルアルなのですが、お客様はどういう情報に反応するか予想できません。
イチオシではない料理にたくさんのお客様が反応して「バズる」ことがよくあります。
また、メニューにある全ての料理の写真を載せることにより、Googleマイビジネスに掲載するコンテンツの量が増えます。コンテンツの量が増えるということは、それだけ検索に引っかかりやすくなります。

「商品」として「料理」を登録すると、写真・名称・価格などの情報を区分けして登録することができます。

登録される際に、もっとも気をつけて頂きたいのは、料理の写真（4:3の横長 or 正方形）です。

写真を4:3の横長 or 正方形にすることにより、あなたが意図したとおりの写真を掲載することができます。
他の比率ですと、掲載したい箇所が表示されなくなる可能性があります。

料理を売るのではなくシズル感を売れ！

広告業界では、お客様の購買意欲を高めるためのテクニックとして、「料理を売るのではなくシズル感を売れ！」という言葉が広く知られています。
シズル感というのは、「ヨダレが出るような、よりおいしそうに感じる表現」という意味です。
単純に出来上がった料理の写真を掲載するのではなく、ヨダレが出そうな、よりおいしそうに見える写真を登録してください。

どちらが美味しそうに見えますか？

そして、料理に関する情報。
料理に関する情報（商品名、商品の説明）を登録される際は、検索されそうなキーワードに注意して登録してください。
検索されそうな、競合店と差別化できるものを優先的に登録しましょう。

例えば、

甘味店なら「かき氷」。
「イチゴミルクかき氷」とか「宇治金時かき氷」など。。

定番をおさえながら他店になさそうな独自の料理を追加していきましょう。

ここまでにご紹介したお店の全ての料理の写真を、シズル感を意識して掲載し、キーワードに注意する、という内容だけでも、多くのお店は取り入れてません。
そのため、これだけでも効果が高いMEO対策になります。

予約サービスへのリンクを追加しよう

Google マイビジネスに「予約」機能があるのはご存知ですか？

もし、あなたのお店の予約がネットでできる状態にあるのであれば、是非、Googleマイビジネスの「予約機能」を活用しましょう。

参考までに、この機能の導入が可能なのは。
・ STORES予約
・ SELECTTYPE
と、
食べログ、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティーのようなGoogleと提携しているポータルサイトになります。

もしも、あなたのお店がネット予約を受け付けていて、さらにこれらのポータルサイトに登録されているのなら、Google ビジネスプロフィール（旧：Google マイビジネス）から直接予約を受けられるようになります。

お客様として、忘年会や新年会・歓送迎会などで手軽に予約できるので、売上アップが見込めます。

Google ビジネスプロフィール（旧：Google マイビジネス）の予約機能が直接設定できるのは、現在の所、下記の業種に限ります
・ヨガ、ピラティス、フィットネス
・美容室、ネイルサロン、エステ、リラクゼーション
これらの業種に限っては、Googleマイビジネスを予約システムとして利用することができます。

お店の魅力を伝える写真を60点増やそう

先ほどメニューにある料理の写真の重要性についてはお話ししましたが、店内や外観などのお店の雰囲気が伝わる写真も重要です。

Google ビジネスプロフィール（旧：Google マイビジネス）は、以下のような写真もアップすることができます。

店内：お店の内装や雰囲気が伝わる写真
外観：初めて来店される方でもわかりやすいお店の外観の写真
料理：既にアップされている写真とは別の写真
スタッフ：店長やスタッフの親しみやすい写真

なお、ここで言う「料理」というのは、先ほど説明した全てのメニューとは別で、例えば「ハンバーグの断面写真」とか「麺をハシで持ち上げている写真」のように「料理」がよりおいしく見える工夫を凝らした写真のことを指します。

こういったお店の雰囲気や魅力を伝えることにより、検索した人はお店の魅力を感じて来店してくれるようになりますし、上位表示されるようにもなります。

そのためには、上記4種類の写真を順番にアップしていってください。
お店の営業日には、必ず1枚はアップするようにして、まずは、3か月で60点増やすことを目標にしましょう。

写真が60枚アップされていれば、検索した人にお店の雰囲気が十分に伝わります。
また、検索した人に有益な情報という評価を受けるようになり、Gooleのアルゴリズムで評価されます。
さらには、私の経験上、60枚写真があると来店率が上がってきます。

そして、写真を60枚アップした後も、継続してアップし続けてください。

Google ビジネスプロフィール（旧：Google マイビジネス）は、情報をアップしたら終わりというわけではありません。
SNSやブログと同じように、情報を発信し続けることによって、はじめて誘客につながります。

これは、Googleのアルゴリズムに高い評価を得るために必要なことです。
常に新しい情報をアップし続ける。
その結果、Googleのアルゴリズムから高い評価を得ることができ、結果として検索結果の上位に入ってくるようになります。

もう一つ。
古くなった写真は削除するようにしてください。

既に提供していない料理の写真
改装前のお店の写真
既に辞めてしまったスタッフの写真等々

は、気づいた時に削除するようにしてください。
いつまでも古い写真をアップしたままにしておくのは、あまり印象が良くありません。

なお、店舗オーナーであるあなたがアップした写真以外にも、来店されたお客様がアップされる写真も掲載されます。
これらの写真は、お客様からの投稿なので口コミと同じでとても貴重です。

お店の口コミが増える導線を作ろう

「口コミ」は、大変、重要です。
多くのお客様がお店選びの参考にされています。

また、口コミが多いとMEO対策上、高評価につながりGoogleのアルゴリズムもあなたのお店の知名度の高さを評価してくれます。

そのため、来店いただいたお客様にはできるだけ口コミを投稿して欲しいところなのですが、実際には、ほとんどのお客様が口コミを投稿してくれません。

なので、積極的に「口コミ」を増やす努力が必要です。

ただ。

「口コミ」をお願いします。
と、お客様にお願いしても、お客様は何を投稿していいか迷ってしまわれますよね。
なら、「投稿しやすい」環境を準備してあげましょう。

なので、積極的に「口コミ」を増やす努力が必要です。

例えば、

例1
レジでの会計をやめて、テーブルでの会計に変更します。
食器を下げるタイミングで「今日のお料理はいかがでしたでしょうか？」と話しかける。
そして、会話がはずんだら口コミをお願いし、QRコード等を用意して書き込み方を案内する。

この場合、「はなしかけるタイミングと、その後の会話に発展させるテクニック」が必要となってきます。

例2
会計の際に店舗カードを渡す。
店舗カードで、「口コミ」のお願いをする。

例3
店舗内に料理の写真を撮りたいと思わせるような仕掛けをする。
例えば、店内か店外に「撮影スポット」を設けて、「撮影したくなる」ようにする。

最近、「撮影スポット」を設けているお店をチラホラみかけるようになりました。
「撮影したくなる」仕掛けは、口コミだけではなく、Instagramへの誘導にもつながります。

全ての口コミをチェックし、返信を書こう

お客様が投稿してくださった口コミは、全てチェックして返信をかくようにしましょう。

ここ結構、重要です。

折角、口コミを投稿頂いたのですから、何らかのリアクションを返してあげるのが親切。

また、口コミをご覧になる方も、お店に対する印象が良くなり、来店してくださる可能性が高くなります。

最悪なのは、口コミに対して一切リアクションしない事です。

口コミに対するリアクションは、お店の考えやお客様と接するスタンスが端的に現れてきます。
検索してあなたのお店のことを知ったお客様は、必ず、口コミをご覧になります。
その時、どの口コミにも一切返信がされてなかったらお客様はどう思われるでしょうか。
全ての口コミに返信することは、お店の印象アップにつながり、お客様の印象が良くなります。

それと。。
実は、この「口コミ」。

削除できません。
但し、Googleのポリシーに適合していない口コミはGoogleに削除依頼することができます。
しかし、削除するかどうかの判断は、Googleにゆだねる形になります。
なので、「お店にマイナスとなる口コミ」に対する対応方法も考えておく必要があります。

で、どうするかと言うと。。。

マイナス投稿は、
下においやってしまいましょう！

もちろん、まずはていねいに返信することが必須です。
返信の際に気をつけなければいけないのは、

謝罪
指摘事項に対する誠意あるコメント
感謝

例えば、

この度は、〇〇様に不愉快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございません。
ご指摘頂いた件に関しまして、スタッフ含め店内で確認しました所、当店の不手際であったことがわかりました。
今回のご指摘をスタッフ全員で共有するとともに、同様の不手際が発生しないよう対策の検討を進めております。
貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。

そして、
新たな口コミでマイナス投稿を下においやってしまいましょう！
つまり、新たな口コミを投稿してもらう、ということです。
口コミは、その一部が検索結果に表示されます。